Global Mobility Service 株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員/CEO:中島徳至、以下「GMS」)のインドネシア現地法人であるPT Global Mobility Service Indonesia (本社:インドネシア国ジャカルタ市、President Director:中島徳至、以下「GMS Indonesia」)とPT. Maybank Indonesia Finance(本社:インドネシア国ジャカルタ市 、 President Director:Alexander、以下「Maybank Finance」)は、ライドシェアサービスやタクシーを始めとする商業ドライバーを対象とした、FinTechオートローンの提供を インドネシアで開始したことをお知らせいたします。
Maybank Financeは、アジア12カ国に展開するマレーシア最大手銀行であるMaybankグループのファイナンス企業であり、 インドネシア有数のファイナンス企業として全国33支店で自動車等を対象とするローンを提供しています。
【Maybank Finance President Alexander氏(左)と、GMS Indonesia 中島社長(右)】
GMSは、独自の自動車を始めとするモビリティの遠隔起動制御を可能にするIoTデバイス「MCCS※1」とモビリティサービスプラットフォーム「MSPF※2」を活用し、 フィリピン、カンボジアを始めとする東南アジア各国や日本を中心に、これまでローンやリースを活用したくともできなかった人々が、 ローンやリースを活用できるようになるFinTechサービスモデルを提供しています。各国において雇用の創造、所得・生活水準の向上、排気ガスの多い車の新車への 買い替え促進による大気環境の改善を実現し、大きな社会的価値をもたらす画期的なサービスとして認知されており、現地になくてはならない「ソフトインフラ」となりつつあります。
この度、GMSとMaybank Financeは、MCCSとMSPFを活用したFinTechサービスモデルを構築し、インドネシアにおいて従来はローンを提供することが困難であった 顧客層へのローン提供を実現します。
※1「MCCS」とは、Mobility-Cloud Connecting Systemの略称で、自動車を始めとするモビリティの位置情報を特定すると共に、 安全に自動車のエンジン遠隔起動制御、各種情報センシングを可能にするIoTシステムです。
※2「MSPF」とは、Mobility Service Platformの略称で、モビリティを対象とする管理・制御・データ分析等を行い、 クラウド上でOpen APIを通じた外部システムとの連携を可能にするプラットフォームシステムです。
【業務提携の背景】
ローンを活用したくとも与信審査に通過できず、ローンを活用することができない人口は、世界で20億人にも上ります。
インドネシアは2億6,000万人という巨大な人口を抱える中、自動車販売台数が年間100万台を超え、前年比5.2%増とモータリゼーションが進み、
自動車購入希望者が増加の一途を辿る一方で、70%以上の人々がオートローンの与信審査に通過することができない現状があり、
「車を購入したくとも購入できない」人が後を絶ちません。
同国では急成長を遂げるライドシェアサービスやタクシーを始めとする「車さえあれば就業できる」仕事に商業ドライバーとして従事したいと希望する人々が数多く存在し、
それら働く意欲ある人々が就業できる環境を整備することが、強く求められているのが実情です。
GMSはMaybank Financeを始め今後提携が加速するファイナンスパートナー企業各社と共に、商業ドライバーとして働く意思のある人々を対象に共同で FinTechオートローンを提供し、真面目に働く人が正しく評価され豊かな生活を送ることができる、より良い社会の実現に向けて取り組んでまいります。
これからのGMS IndonesiaとMaybank Financeの取り組みに、どうぞご期待ください。
Global Mobility Service株式会社
担当:高橋・野崎
TEL:03-6264-3113(代)
E-mail: press@global-mobility-service.com
<Global Mobility Service 株式会社 について>
- 設立:
- 2013年11月
- 本社:
- 東京都港区芝大門一丁目12番16号 住友芝大門ビル2号館4F
- 代表者:
- 中島 徳至(代表取締役 社長執行役員/CEO)
- 事業内容:
- ・モビリティサービスプラットフォーム(MSPF)の提供
・クラウド上に蓄積したビックデータの二次活用サービス